乾パン
かんパン
名詞
標準
cracker
文例 · 用例
ナホトカを出た船の上で、乾パンの屑を木箱の底であさつてゐた雀を、直吉はふとみつけて捕へた事がある。
— 林芙美子 『瀑布』 青空文庫
「君、おなかすいてるんだろう‥‥」 金井君はそういって、ポケットから乾パンを出して男の子にやりました。
— 林芙美子 『お父さん』 青空文庫
「金なんかないよ」 男の子はまだ乾パンをたべません。
— 林芙美子 『お父さん』 青空文庫
茶色の小さい箱のなかに、四本入りのキャメルの煙草や、ちり紙、乾パン、粉末スープ、豚と馬鈴薯の罐詰なぞが、きちんとはいつてゐる。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
何も持たない避難民同士のなかから布団と毛布がころがりこむし、三枚の乾パンでは腹がペコペコだけれども、あしたはお米がくるというから、私は空腹よりも、こうして坐っていると人が勝手にいろいろ何とかしてくれるのが面白くて仕方がない。
— 坂口安吾 『青鬼の褌を洗う女』 青空文庫
「おや、ここに乾パンの食いかけが散らばっているよ」 ブウちゃんが妙な発見をした。
— 海野十三 『骸骨館』 青空文庫
砂糖入りの乾パンだ。
— ささきふさ 『おばあさん』 青空文庫
停年でやめた大学教授でさ、いいかい、カサカサの乾パンでさ、おまけに学のある棒鱈ときている。
— ДЯДЯ ВАНЯ 『ワーニャ伯父さん』 青空文庫
作例 · 標準
非常持ち出し袋には、水と乾パンを必ず入れている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
「わあ、乾パンだ!久しぶりに食べるなあ。」
幻辭AI · gemini-2.5-pro
登山の休憩中に、仲間と乾パンを分け合って食べた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア
乾パン(かんパン)は、ビスケットの一種。軍隊用の保存食であるハードタック(堅パン)にも分類される。
出典: 乾パン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0