山数
やまかず
名詞
標準
文例 · 用例
たしかにこれはご宝蔵お二ノ倉の槍刀剣お手入れ役承っておる中山数馬という男じゃ」 身分身もとはわかったのです。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
なんだって中山数馬さんをあんなむごいめに会わしたんですかい」「…………」「思いのほか手ごわいね。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
「寿、中山数馬」 はっきりと、あの毒死をとげたご宝蔵おん刀番の名が見えるのです。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
身に覚えのねえものが、中山数馬の毒死を知っているはずはねえ。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
毒くらえばさらまでと、数馬に一服盛ったというのであろうが、しかしちと不審は女手一つで中山数馬の死体をあの濠ぎわまで運んだことじゃ。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
なるほど少し行くと、長い巻紙に出たら目に沢山数字を書きつらねたのを高く頭上にさしあげて記憶術の秘訣とやらを滔々弁じている角帽の書生を取り巻いた人だかりの中に、私は長男の後姿を見かけた。
— 加能作次郎 『早稲田神楽坂』 青空文庫
それ故、私たち――川端康成君や三宅幾三郎君や菅忠雄君や秋山数夫君など、いろいろ心配して、文壇の知人関係から見舞金を集めようとはかったのであるが、十一谷君はそれを耳にすると、あくまで固辞し反対した。
— 豊島与志雄 『十一谷義三郎を語る』 青空文庫
さうして木理を沢山数へたこと。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫