渓水
けいすい
名詞
標準
mountain stream
文例 · 用例
小舎の前の渓水に嗽ぐ。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
老鶯に送迎せられ、渓水に耳奪はれ、やがて砧の音と欺かれて、とある一軒の後ろに出づれば、仙界の老田爺が棒打とか呼べることをなすにてありけり。
— 北村透谷 『三日幻境』 青空文庫
盛夏深山の渓水に、よく蝮が来て居る。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
松山温泉より旭岳に登るには、人の踏み付けたる跡あるのみにて、道路なく、大部分は渓水の中を歩かざるべからず。
— 大町桂月 『層雲峡より大雪山へ』 青空文庫
渓水の落款10・1(夕) 亡くなつた高田実は、道頓堀の劇場へ出る時には、いつも日本橋|北詰にある定宿へ泊つたものだ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
須磨子が見つけた額には、気取つた筆で無意味な文字を二三字|擲り書にして、渓水と落款があつた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
須磨子は抱月氏の顔を見て、「この額の渓水つて誰なの。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
「さあ、渓水といふと……金子堅太郎かな。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
山道を歩くと、清らかな渓水の音が聞こえてきた。
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渓流釣りでは、冷たい渓水に足をつけるのが気持ちいい。
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この村は、豊かな渓水に恵まれている。
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