山群
さんぐん
名詞
標準
文例 · 用例
西北の方には山群が望まれて、翁の心を沸き立たした。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
次いで、最早や安蘇山群の青嵐が家々の軒に吹き寄せている佐野の町にも行きました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
五 日光火山群の前衞を成したやうな都賀山、安蘇山の山地も面白い。
— 田山花袋 『日光』 青空文庫
日光火山群の前衛を成してゐる山の中にも避暑地に好いところがあります。
— 田山録弥 『談片』 青空文庫
冠松次郎氏の「立山群峰」、これを讀むと、いかにも氏が登山や谿谷探險の經驗の深いことがうかゞはれる。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
大雪山群峰の盟主ともいうべき北鎮岳の頂に達して、さらに驚きぬ。
— 大町桂月 『層雲峡より大雪山へ』 青空文庫
同日午後六時半、南下しつつある一大氷山群を望見すると同時に、キャリフォルニアン号は無線をもって附近を航海中の諸船に前記の警告を発しながら、自分は直ちに最徐行して氷山の間を縫うようにして進み、午後十時頃から全く停船状態だった。
— 牧逸馬 『運命のSOS』 青空文庫
朝夕この井戸はにぎわって、子供たちが沢山群れていた。
— 林芙美子 『落合町山川記』 青空文庫