やり損ない
やりそこない
名詞
標準
failure
文例 · 用例
あッしはまた、いつかのやり損ないを今夜あ取りけえして、お讃めにあずかりてえと、思っていましたに――」「なあに、また折があらあな。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
近い内にちょっとした事ができるかも知れません」「災難ですか」「災難でもないでしょうが、気をつけないとやり損ないます。
— 夏目漱石 『彼岸過迄』 青空文庫
はい、承知を致しました、やり損ないは御容捨を願いまして……」「うむ――貴様」 田山白雲は徒らに眼をむいて、大きな唸りを発するのみであります。
— 白雲の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
それでも兵馬は気になると見えて、「歓之助殿が九州で、何をやり損ないましたか」「さればだよ、九州第一といわれている久留米の松浦波四郎のために、脆くも打ち込まれた」「え」 兵馬はそのことを奇なりとしました。
— 流転の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
そこでとりあえずこの場の第一線に作らせた落し穴が、下っ沢の勘公の間抜けで、やり損ないという段取りとなり、些少の擦創、かすり創だけで道庵を取逃がした以上は、第二の作戦に彼等が窮してしまいました。
— 新月の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「この計は、私の案でしたが、どうも少しやり損ないました。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
「どうも、やり損ないました。
— 筑紫帖 『私本太平記』 青空文庫
すなわちやりそこない、失敗なるものは、恥ずるものじゃありましょうが、あなたのごとき人でも、なお失敗は免れないではありませんかと言う意味であったという。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
作例 · 標準
今回のプロジェクトは完全に私のやり損ないだった。
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彼の人生はやり損ないの連続だ。
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この作品はやり損ないではないが、改善の余地はある。
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