風巻く
しまく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to gust
文例 · 用例
それが、観客のなだれに押しまくられ突きまくられて、とどのつまりが船尾の一端に坐り込みの、芸づくしということになったのである。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
そのうちに、そのたいそうな大船に押しまくられた大浪が、しまいには大きな、すさまじい大海嘯となって、これから皇后がご征伐になろうとする、今の朝鮮の一部分の新羅の国へ、ふいにどどんと打ち上げました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
盲目滅法に押しまくってその日一日を暮らす。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
一九七〇年代の初頭、オレは高田馬場の空の下で、九人組の不良グループの一員としてガンを飛ばしまくっていた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
キンクスの〈ユー・リアリー・ガット・ミー〉や、ボビー・フラー・フォーの〈アイ・フォウト・ザ・ロウ〉のような、そして、この〈ゲット・オフ・オヴ・マイ・クラウド〉のような、ギターコードでゴリゴリ押しまくる曲は、慶一は、とりあえず無条件で好きになる。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
だから、一九六七年のKWTSは、疾走するロッカーで押しまくっている。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
顔にかけてある手拭を少しまくって、かれはその死に顔をちょっと覗いて、隅の方へ引きさがると、お留は茶を持って来て、ふたたび丁寧に会釈した。
— 弁天娘 『半七捕物帳』 青空文庫
「では、御免を蒙って、ちょっとのぞかせて頂きます」 再び丁寧にことわって、半七は桐油紙を着せてある駕籠の垂簾を少しまくりあげると、中には白い着物を着ている僧が乗っていた。
— 狐と僧 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
強風が風巻く夜は、家の窓がガタガタと音を立てていた。
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海岸では、時折突風が風巻き、砂が舞い上がっていた。
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山頂に近づくにつれ、風が激しく風巻き、体力を奪われた。
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