羽交い締め
はがいじめ
名詞
標準
full nelson
文例 · 用例
顔、髪の毛、両目、胴体、四肢、私の身体のあらゆる部位を恐るべき抱擁によって羽交い締めにし、渦巻く流れのように抗いがたい力を以て絵の中へと引き寄せていく。
— A. キングスフォード A. Kingsford 『夢日記』 青空文庫
ふいに、お燕が、悲鳴に似た驚きをあげたとき、男の黒い影は、「捕ッたっ」 と、おどりかかって、もがき闘う美しい鳥を、羽交い締めにしながら、「もう、もう、遁しはせん。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
吉次は、地を蹴って観音堂の縁へとび上がったが、すぐ飛び下りて、光厳のうしろから羽交い締めに抱きすくめ、なお、死力を尽くしてもがき抜く光厳の耳元へ、蚊が啼くような小さい声で云った。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
曹操の部下か」「もとよりのこと」と男は、彼のからだを後ろから羽交い締めにしたまま、「――この声を忘れたか。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
これがいけないんだと、慶一はあわてて、令子をはがいじめにしていた腕をといた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
「あんなやつ、殺してしまうんだ、とめるな、そこ退け」 阪井は上衣を脱ぎ捨てて荒れまわった、このさわぎの最中に最敬礼のらっぱ卒がやってきた、かれは満身の力でもって阪井を後ろからはがいじめにした。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
樋口次郎兵衛が駆けつけて来、松尾が菊千代をはがいじめにした。
— 山本周五郎 『菊千代抄』 青空文庫
」 警官はあやしい男を、はがいじめにしてどなりつけました。
— 江戸川乱歩 『透明怪人』 青空文庫
作例 · 標準
暴れる犯人を背後から羽交い締めにして、なんとか取り押さえた。
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プロレスの試合で、強力な羽交い締めを食らった選手が苦悶の表情を浮かべている。
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弟とふざけ合っていて、思わず本気で羽交い締めにして泣かせてしまった。
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ウィキペディア
羽交い締め(はがいじめ)は、拘束術、逮捕術の一種である。プロレスなどの格闘技の技術、関節技としても応用されている。プロレス技、総合格闘技において使用される技である。ネルソン・ホールド 、双羽固め(ふたはがため)とも呼ばれている。
出典: 羽交い締め — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0