もさもさ
もさもさ異読 モサモサ・もっさもさ・もっさもっさ・モッサモサ・モッサモッサ
動詞-サ変副詞副詞-と
標準
to be hairy (of a person)
文例 · 用例
鳥は木により、さかなはかかり、人は情の蔭による、なんぞという「よしこの」がありますが、かかりというのは水の中にもさもさしたものがあって、其処に網を打つことも困難であり、釣鉤を入れることも困難なようなひっかかりがあるから、かかりと申します。
— 幸田露伴 『幻談』 青空文庫
朝から晩まで、夏でも冬でも、雨が降っても風が吹いても、いつでもさもさもきげんがよさそうに、せっせと皮砥をかけている。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
生命拾を、いや、人間びろいをしたのであるが、家に帰って、草鞋を脱ぎ、足を洗う時心づくと、いやな気味の水のかかった処に、もさもさ黒い毛が生えていた。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
男はなんたらこんなもさもさした毛織物なんぼの値があるべえや、それも売れればよいがと心配顔をすると、女はこれは私の精をこめて織ったものだから三百両であったら売ってもよいという。
— 矢田津世子 『鴻ノ巣女房』 青空文庫
髪ももさもさにし、塵だらけになった大勢の子供が、眠った母親の辺で、つかみ合たり、なぐり合ったりして居るのは、見てこの上もなく陰惨な感じを与えられる。
— 一九二一年(大正十年) 『日記』 青空文庫
無残なことをする奴らだ」 ホーキン氏もさもさも驚いたように歎息しながらこう云ったが、「これは捨てて置かれない。
— 国枝史郎 『加利福尼亜の宝島』 青空文庫
「このいい天気に、もさもさ麦さく切るばかはねえわよ。
— 犬田卯 『錦紗』 青空文庫
まあ、見ていてごらんなさい」 石亭はひきつったような笑いかたをするともさもさを指でかいさぐって小さな翡翠の耳飾をつまみだした。
— 久生十蘭 『水草』 青空文庫
作例 · 標準
彼は髭をもさもさと生やしており、ワイルドな印象だ。
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寒い冬、もさもさのセーターを着て暖をとる。
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子供の頃、もさもさの髪の毛が嫌で短く切っていた。
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標準
to be dense (of vegetation)
作例 · 標準
誰も手入れをしていない庭は、雑草がもさもさと生い茂っていた。
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奥深い森の中は、木々がもさもさと生い茂り、昼間でも薄暗い。
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もさもさと茂る葉の間から、小さな花が顔を覗かせていた。
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標準
to be slow (of a person)
作例 · 標準
彼は仕事の動きがもさもさしていて、いつも締め切りに追われている。
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もさもさしていると、あっという間に周りの人に追い抜かれるぞ。
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もさもさした態度でいると、チャンスを逃してしまうかもしれない。
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