松皮
まつかわ異読 マツカワ
名詞頻度ランク #27117 · 青空 16 例
標準
barfin flounder (Verasper moseri)
文例 · 用例
脇床=洒脱な松皮菱の花器に、鹿鳴館時代の華奢を偲ばせる黄ばら。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
松皮疱瘡の次郎左衛門を、「化物」とかう栄之丞は蔑称したのだつた。
— 正岡容 『吉原百人斬』 青空文庫
恥を包まず申上げるが、じつは自分が生れも付かぬ松皮疱瘡になつたため、幼いときからの許嫁は、急に縁談を、破談にして来た。
— 正岡容 『吉原百人斬』 青空文庫
だから第二の方法によって松皮摩擦法をやるよりほかに分別はない。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
死骸は、評判の通り四十近い醜い女――と言つても眼鼻立が惡いのではなく、松皮疱瘡で見る影もなくなつて居り、その上横肥りのちんちくりんでまことに散々です。
— 八五郎の戀人 『錢形平次捕物控』 青空文庫
松皮疱瘡でひどい大菊石、まだ若い盛りを何といふ醜い顏でせう。
— 受難の通人 『錢形平次捕物控』 青空文庫
四十前で金を溜める気になるのも、あの松皮疱瘡のせいでしょう」「八五郎が溜らないのは、男っ振りのいいせいかい」「無駄を言っちゃいけませんよ、親分」「ところで、けさ一番先に外へ出たのは誰だ」「熊吉ですよ、――それから彦三郎」「柴田弾右衛門の容体は?
— 懐ろ鏡 『銭形平次捕物控』 青空文庫
松皮疱瘡でひどい大菊石、まだ若い盛りを何という顔でしょう。
— 受難の通人 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
高級料亭で、新鮮な松皮の刺身を味わった。
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松皮は、身が締まっていて、噛むほどに旨味が広がる。
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今日の漁では、大物の松皮が何匹か釣れたらしい。
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