バルジ
バルジ
名詞
標準
bulge
文例 · 用例
銀子も貧乏ゆえに、あっちで喰われこっちで喰われ、身を削いで親や妹たちのために糧を稼ぐ女の一人なので、青年八百屋が彼女のために、何となしにジャン・バルジャンを読ませようとしたのも、意識したとしないにかかわらず、どこか理窟に合わないこともなさそうであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
直情径行のW・E・ヘンレイ(ガルバルジイ将軍を詩人にした様な男だ)が真先に憤慨した。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
やはり、洋画のほうがはるかに面白くて、なんといっても、父親と東京にいって見た、『バルジ大作戦』がすごかった。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
ガリバルジイの生れた島とナポレオンの生れた島との間であるこの海峡には、夕陽というものは刺身のつまのようなものだ。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
この社会の正義というものについて大きい疑問を呈出したのがユーゴーの「レ・ミゼラブル」であり、その主人公ジャン・バルジャンの飢えである。
— 宮本百合子 『動物愛護デー』 青空文庫
マクシムは、抑え難い感動をもってゲルツェン、ダーヴィン、ガリバルジなどの肖像を眺めた。
— 宮本百合子 『マクシム・ゴーリキイの発展の特質』 青空文庫
郁達夫の物語は、わたしたちにジャンバルジャンを思い出させ、レマルクの「凱旋門」の主人公ラヴィックが人間らしくまた医者らしい咄嗟の行動で往来の負傷者を救ったことからパリを逃れなければならなかった情景を思い起させる。
— ――新しい国際性を求めて―― 『それらの国々でも』 青空文庫
ここに、リカルド・ガリバルジという、莫迦に豪そうな名前の、若い医学生がある。
— 牧逸馬 『ロウモン街の自殺ホテル』 青空文庫
作例 · 標準
風船は空気を入れると、あちこちにバルジができた。
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古い壁には、時間の経過とともに不気味なバルジが現れていた。
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宇宙の銀河の中心部には、恒星が密集したバルジがある。
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