へその緒
へそのお
名詞
標準
umbilical cord
文例 · 用例
あんなおかしな相撲ってものは、へその緒切ってはじめてなんだからね。
— 毒色のくちびる 『右門捕物帖』 青空文庫
ドスの袈裟がけ匕首剣法の一刀切りなんてえものは、伝六へその緒を切ってこのかた耳にしたこともねえですよ。
— やまがら美人影絵 『右門捕物帖』 青空文庫
わが子のへその緒を大事にしまっておく母のような。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫
八百匁以上でよかったが、生れるとき赤坊が廻転して出て来るとき自然にへその緒が解ける方向にまわるべきところ、逆回転だったのでカン子(頭にかけて赤ちゃんをひき出す道具)をつかって仮死で出た由。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
赤ちゃんの喉がへその緒で次第次第にしまることになるのですから、逆まわりになると。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
私のすぐ下に千鶴子というのが生れて、その子は札幌で生れ、へその緒を産婆がランプの芯切りばさみで切って(!
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
藁廂の藁の先から、氷柱がさがっているような一月の寒さだったし、産褥を囲む小屏風一ツない家なので、嬰児は、へその緒を切られても、泣く力すらなかった。
— 第一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
「おれは、へそのおを切ってから、こんなにおどろいたことは、はじめてだぞ。
— 海野十三 『地底戦車の怪人』 青空文庫
作例 · 標準
桐の箱に大切にしまってあるへその緒を見て、母親の愛情を改めて感じた。
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赤ちゃんのへその緒が取れたので、記念に小さなケースに入れて保管することにした。
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へその緒を通じて、お腹の中の赤ちゃんに栄養が送られているなんて神秘的だ。
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