ぎゅう詰め
ぎゅうづめ
名詞-の形容詞形容動詞
標準
jam-packed
文例 · 用例
クリスマスの用意に鵞鳥をつかまえてひざの間にはさんで首っ玉をつかまえて無理に開かせた嘴の中へ五穀をぎゅうぎゅう詰め込む。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
その場合にはいやがる書物をぎゅうぎゅう詰め込むのもまたやむを得ないことであろう。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
ブロイラーは光の射し込まない真っ暗な鶏舎にぎゅうぎゅう詰めに「密飼い」され、運動不足によって太らせられる。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
ちょうど穴が出来上って、みんながその中にぎゅうぎゅう詰めになった時、運悪く、屋根が彼等の頭の上に落ちて来て、一人残らず生埋めになってしまった!
— A WONDER BOOK FOR BOYS AND GIRLS 『ワンダ・ブック――少年・少女のために――』 青空文庫
いろいろなものを乱暴にリュックに放り込み、最後に緑色のゴム長をぎゅうぎゅう詰め込んで、さあこれでよしという恰好で、隣の室へ案内してくれた。
— 中谷宇吉郎 『アラスカ通信』 青空文庫
室はせまくてぎゅうぎゅう詰めだし、テーブルは一つしかないのを、二人で両側から使っている有様だった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
しかし、ぎゅう詰めカリキュラムの現状からすると、医学史を必須課目にすることは好ましいとは言えない。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫
モスクワには設備の良い病院が幾つもあったが病人や負傷者で一杯になり市の大部分が灰になったり爆弾で破壊されたので感染していた兵士たちは不充分な避難所にぎゅうぎゅう詰めになったり市外で野営した。
— ――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 『ネズミ、シラミ、歴史』 青空文庫