車争い
くるまあらそい
名詞
標準
文例 · 用例
そうかと言って安心して京にいることも、全然無視された車争いの日の記憶がある限り可能なことではなかった。
— 葵 『源氏物語』 青空文庫
競争心を刺戟したのは車争いという小さいことにすぎないが、それがどれほど大きな恨みになっているかを左大臣家の人は想像もしなかった。
— 葵 『源氏物語』 青空文庫
読者はすでに御息所の車争いや生霊の話を知ってこの個所を読むのである。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
前々回の車争いの事件でも、古典では「平家の悪行これより始まる」となっているのであるが、ほんとは書いた通りである。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫