ざぶざぶ
ざぶざぶ異読 ザブザブ
副詞-と
標準
splashing
文例 · 用例
昇降口からはいって行きますと教室はまだしいんとしていましたが、ところどころの窓のすきまから雨がはいって板はまるでざぶざぶしていました。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
パー先生は片袖まくり、布巾に薬をいつぱいひたし、かぶとの上からざぶざぶかけて、両手でそれをゆすぶると、兜はすぐにすぱりととれた。
— 宮沢賢治 『北守将軍と三人兄弟の医者』 青空文庫
稲妻を掴えそうな慌て方で、ざぶざぶ真中で追かける、人の煽りで、水が動いて、手毬は一つくるりと廻った。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
もし果してそうならば、猪早太ほどにもない雑兵葉武者のわれわれ風情が、遠慮なしに頭からざぶざぶ浴びるなどは、遠つ昔の上臈の手前、いささか恐れ多き次第だとも思った。
— 岡本綺堂 『秋の修善寺』 青空文庫
たちまち加速度を以て、胸焼きこげるほどに海辺を恋い、足袋はだしで家を飛び出しざぶざぶ海中へ突入する。
— 太宰治 『女人訓戒』 青空文庫
飲水ではないので、極めて塩ッ辛いが、底は浅い、屈んでざぶざぶ、さるぼうで汲み得らるる。
— 泉鏡花 『星あかり』 青空文庫
)(勿論、) と答えて、頭のあたりをざぶざぶと、仰いで天に愧じざる顔色でありました。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
」 和尚さんは、ころもをぬいで、ろばたで、おぜんにすわって、ざぶざぶと、お茶づけをながしこみはじめました。
— 新美南吉 『のら犬』 青空文庫
作例 · 標準
川の浅瀬をざぶざぶと渡って、対岸を目指す。
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バケツの中に溜まった水を、ざぶざぶとかき回して遊ぶ。
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汚れた服をタライに入れ、石鹸でざぶざぶと洗った。
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