将亦
はたまた
名詞
標準
文例 · 用例
当人病気に而者船中に而乗組之内に病気之者御坐候共、中々療治致候事難相成、将亦上陸之後も必疲労仕候而、御用有之候共相勤候儀無覚束奉存候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
読書界の人々が果してこれを歓迎して下さるか、あるいは嫌厭せられるか、将亦風馬牛に遇せらるるか、いわゆる知らぬは亭主ばかりでそれは私の暁とり得ん所だが、私は今この書を世に公にするからには成るべく一般に読んで頂きたいと悃願する。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
ヨオリックの名著「傀儡史」に就いて見ても、デュシャルトルの大著「伊太利喜劇史」或はランティラックの「中世期正劇史」に就いて見ても、將亦私の知る限りの「希臘悲劇史」に就いて見ても、俳優乃至傀儡子の徒が一般民衆から蔑視された事實はないやうである。
— 竹内勝太郎 『淡路人形座訪問』 青空文庫