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思案に余る

しあんにあまる
表現動詞-五段-ラ行
1
標準
to be at wit's end
文例 · 用例
ただしょんぼりと立っている容が、如何にも何か思案に余ることがあって、非常に困っているようであるから傍へ往って声をかけた。
田中貢太郎 八人みさきの話 青空文庫
なぜなら事実において、私の仲間の努力と、多種多様な才能とは真に称讃すべきものではあったけれども、それでもなお、彼の思案に余るような場合があったからだ。
THE YELLOW FACE 黄色な顔 青空文庫
だが何も彼の名声のためではない――正直なところ、思案に余るような場合こそ、彼の力とその器の大きさに賞賛を送りたくなるのだが――まともな理由としてはやはり、彼が失敗するときは誰であろうとうまくいかず、話は永遠に結末へ至らぬままというのが大半であるからだ。
THE YELLOW FACE 土色の顔 青空文庫
貴女の思案に余るやうなことがあつた場合に、私に一言話をすれば、私だつて何んなことだつてしてあげられるのよ。
徳田秋聲 草いきれ 青空文庫
どういう訳ですか、自分にも一向わかりません」と、徳寿も思案に余るような顔をして見せた。
春の雪解 半七捕物帳 青空文庫
池上氏は自分の思案に余る事は、みんな市の長老に相談する事に定めてゐる。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
主人の貪欲不人情、竈の下の灰までも乃公の物なりと絶叫して傍若無人ならんには、如何に従順なる婦人も思案に余ることある可し。
福沢諭吉 新女大学 青空文庫
また団十郎の源蔵を弁護して、「思案に余る所より自然に足も止り、急に我家に近づきたるを知り、早足にて帰り云々と見て置けば」といはれしが、これには団十郎首肯すべし。
三木竹二 両座の「山門」評 青空文庫
作例 · 標準
この難解な訴訟をどう解決すべきか、ベテラン弁護士の彼をもってしても思案に余る問題だった。
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どちらの進路を選んでも一長一短があり、親としても思案に余る状況だ。
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古い家屋の改修費用が予想を遥かに超え、これ以上どこを削るべきか思案に余っている
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思案に余る(しあんにあまる) — 幻辞.com