ユール
ユール異読 ユウル
名詞
標準
Yule
文例 · 用例
爪萩原朔太郎青くしなへる我が指のリキユールグラスにふるるとき生れつきとは思へども侘しく見ゆる爪形をさしも憎しと思ふなり
— 萩原朔太郎 『爪』 青空文庫
」 これは人類に機械的神秘性の体系を立てようとしたジユールロマンの旧いユナニミズムの精舎の姿かと、桂子は夢との境の半意識の裡に想ふ。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
夏はリキユール、日曜の朝麦藁つけて吸ふがよし。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
さうして無論|流行の背広を着てお馴染みのカツフエに苦い珈琲を啜り、リキユールの冷たいさかづきに唇をあつることでもない、おしろいの匂と酒と友人とに離れてからもう既に久しい時が経つた。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
リキユールを一本買ひ電車に乗りやがて自分の画室に帰り着いた。
— 村山槐多 『殺人行者』 青空文庫
ストーブを燃やしリキユールの杯を前にした時、彼は如何にも酔ひ果てて居た。
— 村山槐多 『殺人行者』 青空文庫
マルコポロ紀行に元|世祖将官に位勲の牌を賜い佩用せしむるに、金また銀を鍍した牌に獅の頭を鐫り付けたとあるが、ユールの註に拠るとマルコの書諸所に虎を獅と訛称しあるそうだ。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
最近、翻訳がでたジェイ・デイヴィッド・ボルターの『ライティング・スペース――電子テキスト時代のエクリチユール』(産業図書、一九九四年)という本は、たったいま開始されたばかりの電子本の未来を「ページからウィンドウへの変化」としてとらえている。
— 津野海太郎 『本はどのように消えてゆくのか』 青空文庫
作例 · 標準
クリスマスの起源には、異教の祝祭であるユールの影響があると言われている。
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彼女は冬至の時期にユールの飾り付けをするのが好きだ。
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ユールの伝統は、北欧の文化に深く根付いている。
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ウィキペディア
ユール は、古代ヨーロッパのゲルマン民族、ヴァイキングの間で、冬至の頃に行われた祭りのこと。のちにキリスト教との混交が行われたが、北欧諸国では現在でもクリスマスのことをユールと呼ぶ。英語でもユールタイド(yuletide)と呼び、クリスマスの祝祭自体を指す言葉となったが、現在は古語とされている。北欧のユールには、キリスト教伝来以前の習慣と結びついた、独自の様々な習慣がみられる。
出典: ユール — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0