暴れ者
あばれもの
名詞
標準
roughneck
文例 · 用例
驚いて見かへるに暴れ者の長吉、いま廓内よりの歸りと覺しく、浴衣を重ねし唐棧の着物に柿色の三|尺を例の通り腰の先にして、黒八の襟のかゝつた新らしい半天、印の傘をさしかざし高足駄の爪皮も今朝よりとはしるき漆の色、きわ/″\しう見えて誇らし氣なり。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
驚いて見かへるに暴れ者の長吉、いま廓内よりの帰りと覚しく、裕衣を重ねし唐桟の着物に柿色の三尺を例の通り腰の先にして、黒八の襟のかかつた新らしい半天、印の傘をさしかざし高足駄の爪皮も今朝よりとはしるき漆の色、きわぎわしう見えて誇らし気なり。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
驚いて見かへるに暴れ者の長吉、いま廓内よりの歸りと覺しく、裕衣を重ねし唐棧の着物に柿色の三尺を例の通り腰の先にして、黒八の襟のかゝつた新らしい半天、印の傘をさしかざし高足駄の爪皮も今朝よりとはしるき漆の色、きわ/″\しう見えて誇らし氣なり。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
西山は奇行の多い一人の暴れ者として教師からも同窓からも取り扱われ、勉強はするが、さして独創的なところのない青年として見られているのを知っていた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
けれどもだ、おやじは俺が大の自慢で、長男は俺の後嗣ぎ相当に生れついているが、次男坊はやくざな暴れ者だで、よその空でのたれ死でもしくさるだろうと、近所の者をつかまえて眼を細くしている。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「親の位牌で頭こつつり」といふ演劇には、大概な暴れ者も恐れ入る格で、根が無茶苦茶な男では無い将門は神妙におとなしくして居た。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
いっそ風をくらって、逃げてやろうと思っていたが、どっこい、くらった風が無類の暴れ者、この五体中を駈けずり廻り、横紙破って出たのは、咳やら熱やら、ひどい目に会うてしまったよ。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
又、彼の馬十と呼べる下男は此処より十里ばかり東の方、豊前小倉城下の百姓にて、宮|角力の大関を取り、無双の暴れ者なりし由。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
作例 · 標準
暴れ者について考える必要があります。
この暴れ者は非常に重要です。
暴れ者の意味を理解することが大切です。
多くの人が暴れ者について知っています。