恥じらう
はじらう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞
標準
to feel shy
文例 · 用例
意味が解らなかったのではないんですけれども、あんまり悲しいことが書いてあるものですから、つい黙ってしまいましたの」 といって、少し恥じらうようにこちらに瞳を定めた、渡瀬は背負投を喰ったように思った。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
祝言の煌々たる灯りに恥じらうごとくその青い火はすぐ消えてしまったが、登勢は気づいて、あ、螢がと白い手を伸ばした。
— 織田作之助 『螢』 青空文庫
その風流男の前に立って恥じらう風情もなしに心易げに物をいう女子は、人間の色も恋もとうに忘れ果てた古女房か、但しは色も風情も彼に劣らぬという自信をもった風流乙女か、二つのうちの一つでなければならなかった。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
実家の母やマアガレットに結って居る姉妹等が遊びに来ても、いさちゃんはさして恥じらう風情も無かった。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
門院の女房達の中に、花も恥じらう、うら若い乙女(小宰相)を一目見た時から、すっかり心をうばわれてしまった。
— 第九巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
(b)人を作るには隠れ恥じらうことが義務である。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
彼女は文字どおり一糸をもまとわない裸身を別にはじらうでもなく、一行の方を向いてにっこりと笑ってみせた。
— 海野十三 『十八時の音楽浴』 青空文庫
これは後に詳しく書くが、後年私が成田不動明王に断食祈願した折に、うつそみのか弱きさがをもてあまし 威怒のみ仏われ懸くるなり白浪の刃を交わすすべもなく 持てるふぐりをわれははじらう と詠んで願がけしたのも結局はこの親ゆずりの弱気を克服せんとの勇猛心であったのだ。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
作例 · 標準
「恥じるな!」と監督は選手たちを鼓舞した。
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自分の能力を恥じる必要はない、誰もが最初は初心者なのだから。
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彼は、過去の失敗を恥じるよりも、そこから学ぼうとした。
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