消息を絶つ
しょうそくをたつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
to stop communicating
文例 · 用例
次で茶山は秋の半に至るまで消息を絶つてゐた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
そして、あの大砲を打ちながら消息を絶つてしまつたりした博士達のゐた頃からでさへすでに数へきれないほどの時間が経過してしまつてゐるのに、まだこれから来る時間が無限だと聞かされた人達は何がなんだかまるでわからなくなりました。
— 尾形亀之助 『障子のある家』 青空文庫
我々にとつて水泳は遊びだけれども、水泳家の先生には職業であり、わが魂魄を打ちこみさゝげた術であり、だから私は、先生が佐渡から戻る途中で永遠に消息を絶つたといふのが、なんとも朗かで、大好きなのだ。
— 坂口安吾 『わが戦争に対処せる工夫の数々』 青空文庫
殆んど一年間まつたく消息を絶つてゐる家のことが、なぜか急に心にかかり、妹の菊子はどうしてゐるであらうかと、しみじみ思ふにつけて、学生時代の日曜日をよく遊び暮した梨枝子の家のことが、懐しく胸に浮んで来る。
— 岸田國士 『落葉日記』 青空文庫
巳之松は詮議中牢死し、根岸から山谷へかけて蔓こつた切支丹も、それつ切り消息を絶つてしまひました。
— 母娘巡禮 『錢形平次捕物控』 青空文庫
若くてイキのいゝ平次が、こんな分別顏をするのは滅多にないことですが、三日消息を絶つたガラツ八の身の上に、何か重大な危險が、襲ひかゝつて居るやうな氣がして、さすがに不吉な豫感に怯え續けて居たのでした。
— 捕物仁義 『錢形平次捕物控』 青空文庫
以来数十年後まで、その消息を絶つ。
— 吉川英治 『年譜』 青空文庫
作例 · 標準
彼は借金を抱え、友人たちとの消息を絶ってしまった。
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突然、長年勤めた会社との消息を絶ち、彼は新しい人生を歩み始めた。
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連絡を絶つというのは、相手への配慮に欠ける行為かもしれない。
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