またの名
またのな
表現名詞
標準
alias
文例 · 用例
肩を掴んだのは「ヒンブルのお加代」――またの名「兵古帯のお加代」だ。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
どっちや」 青蛇団 ヒンブルのお加代――またの名を兵古帯のお加代が、鴈治郎横丁界隈で、大阪の南の空で流星を見て、「――豹吉!
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
但愛のためには必ずしも我といふ一種勝手次第なる観念の起るものにあらず、完全なる愛は「無我」のまたの名なり。
— 泉鏡花 『愛と婚姻』 青空文庫
……」 聞くと……真鍮台、またの名を銀流しの藤助と言う、金箔つきの鋳掛屋で、これが三味線の持ぬしであった。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
ですからいちばんはじめには、日本のことを、大八島国と呼び、またの名を豊葦原水穂国とも称えていました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
その八代目のお孫さまのお子さまに、大国主神、またの名を大穴牟遅神とおっしゃるりっぱな神さまがお生まれになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
火遠理命はまたの名を日子穂穂出見命ともお呼び申しました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
天皇はその仁番、またの名、須須許理のこしらえたお酒をめしあがりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
作例 · 標準
その怪盗は、ある時は紳士、またの名を伝説の詐欺師として世間を騒がせていた。
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この植物は「カタバミ」というが、またの名を「鏡草」とも呼ぶ。
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彼は売れっ子作家だが、またの名を敏腕経営者としての一面も持っている。
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