巒色
巒色
名詞
標準
文例 · 用例
きのふ電車で駛」]つて来た沿線の曠田の緑と蓮池らしい薄紅の点綴が遙に模糊とした曇天光まで続いて、ただ一つの巒色の濃い小牧山が低く小さく欝屈してゐるその左に、髣髴として立つ紫の幻塔が見える。
— 北原白秋 『白帝城』 青空文庫
上手の眺めにもうち禿げた岩石層は少く、すべてが微光をひそめた巒色の丘陵であつた。
— 北原白秋 『日本ライン』 青空文庫
きのう電車で駛って来た沿線の曠田の緑と蓮池の薄紅とが遥に模糊とした曇天光まで続いて、ただ一つの巒色の濃い、低い小牧山が小さく鬱屈している。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
上手の眺めにもうち禿た岩石層は少く、すべてが微光をひそめた巒色の丘陵であった。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫