尻尾を出す
しっぽをだす
表現動詞-五段-サ行
標準
to show one's true colors (colours)
文例 · 用例
信吉の意に適っているのは、野放図、破天荒、横紙破り、常規を逸したもの、破目を外したもの、尻尾を出すこと――いわゆる反俗精神の裏づけあるものに限られていた。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
大家と世間で認められてゐる人の中でも、ときどき思はぬ尻尾を出すことがある。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
もし彼女が少しでも伊達と妥協しているとすれば、ああいう問題の際に、ちよつとでも顔色をかえて尻尾を出すものだが、そのようすはすこしもなかつた。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
どんなに秘密に事を運ぼうとしても、すぐに尻尾を出すからね。
— 豊島与志雄 『化生のもの』 青空文庫
速水さんの調べが済んでるのよ」「いまに尻尾を出すから見ていてごらんなさい。
— 海野十三 『三人の双生児』 青空文庫
「なあに訴えた所で、彼奴が尻尾を出すもんですか。
— 豊島与志雄 『神棚』 青空文庫
こだわった揚句には、とんだ尻尾を出す危険がある。
— 豊島与志雄 『反抗』 青空文庫
ところが天井裏は思ひの外綺麗で、あんなに着物が汚れる筈はなかつたんだ」「――」「國松は利巧者で、つまらない細工の好きな方だつたが、それでも惡い奴は器用な細工をすればするほど尻尾を出すことになるんだね。
— 酒屋忠僕 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
最初は善人ぶっていたが、金の話になった途端に彼は尻尾を出した。
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緻密な計画だったが、一箇所の不注意から犯人は尻尾を出してしまった。
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調子に乗って喋りすぎたせいで、隠していた本音の尻尾を出してしまった。
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