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石膏型

せっこうがた
名詞
1
標準
文例 · 用例
その卓上には、裏庭の靴跡を造型した二つの石膏型と、一足の套靴が、置かれてあった。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
それで、最初はこの靴跡なんだが……」と卓上に載せてある二つの石膏型を取り上げた。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
口が利けたら審問してみたいですから……」 衝突|現場附近の烏頭外科医院に入院していた乳搾少年、山口猿夫は左脚に巨大な石膏型をはめたまま意識を回復していた。
夢野久作 衝突心理 青空文庫
二三日のうちに、二つの胸像を石膏型にして、Yが東京のブロンズ屋に運ぶことになつてゐる。
牧野信一 ブロンズまで 青空文庫
我々は早速支度をして、亡き友の死顔を石膏型に取つたが、その型の石膏と同じやうに、皆の顔には血の色が無かつた。
BALTHASAR ALDRAMIN. KURZE LEBENSGESCHICHTE AUS DEM ALTEN VENEDIG. 復讐 青空文庫
それを石膏型にとって岡野さんは帰朝される時持ちかえられたが、帰国後石膏に斑点が出たという通知があった。
高村光太郎 自作肖像漫談 青空文庫
はじめ作って一同の同意を得たものは石膏型になってから急にいやになり、一週間ばかりで二度目の胸像を作り、この方を鋳造した。
高村光太郎 自作肖像漫談 青空文庫