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音吐

おんと
名詞
1
標準
voice
文例 · 用例
その音吐朗々として、言葉癖、尋常ならず。
夢野久作 白くれない 青空文庫
議会壇上に立って満場の選良に対して、「本大臣は本日ここに諸君に見ゆる光栄を有する事を喜ぶ」 とか何とか音吐朗々とやっております。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
そして、今しも忠太の背から現はれむとする、「アンナ奴」と呼ばれたる音吐朗々のナポレオンに、渾身の注意を向けた。
石川啄木 雲は天才である 青空文庫
口を開けばこそ、音吐朗々として、眞に凛たる男兒の聲を成すが、斯う無音の儘で相對して見れば、自分はモウ直視するに堪へぬ樣な氣がする。
石川啄木 雲は天才である 青空文庫
さうすると、かの音吐朗々たる不釣合な聲も、或日或時或機會、螽を喰ひ野蜜を甞め、駱駝の毛衣を着て野に呼ぶ豫言者の口から學び得たのかと推諒する事も出來る。
石川啄木 雲は天才である 青空文庫
自分の問に對して、石本君が、例の音吐朗々たるナポレオン聲を以て詳しく説明して呉れた一切は、大略次の如くであつた。
石川啄木 雲は天才である 青空文庫
口を開けばこそ、音吐朗々として、真に凛たる男児の声を成すが、斯う無言の儘で相対して見れば、自分はモウ直視するにも堪へぬ様な気がする。
石川啄木 雲は天才である 青空文庫
さうとすると、かの音吐朗々たる不釣合な声も、或日或時或機会、螽を喰ひ野蜜を嘗め、駱駝の毛衣を着て野に呼ぶ予言者の口から学び得たのかと推諒する事も出来る。
石川啄木 雲は天才である 青空文庫