金の使途
かねのしと
表現
標準
how money is used
文例 · 用例
とにかく質を出さうといふ金の使途には、捨三も同感であつた。
— 徳田秋聲 『質物』 青空文庫
美術館など、本当に市と、市民のことを考えるなら、そんな金の使途は、いくらもある筈である。
— 直木三十五 『大阪を歩く』 青空文庫
グズ弁はかねてミヤ子の金の使途について疑念をいだいていた。
— 坂口安吾 『都会の中の孤島』 青空文庫
内蔵助が手許に預かっていた公金の使途を、明細な収支にわけて誌けて置いた物を、きのう、彼の手から瑤泉院の家老落合与左衛門のほうへ届けておいたと云うことを、老人たちに告げているのだった。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫
表題は金銭出入帳にすぎないが、その一項一項に、細かに誌されている金の使途を読んでゆくと、復讐に加わった同志四十七名の一年半の生活が、まざまざと想像にのぼって来るのだった。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫
作例 · 標準
宝くじで高額当選した彼は、周囲から勘ぐられないよう、その金の使途については家族にさえ一切口を閉ざしている。
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税務調査が入り、帳簿上で「交際費」として計上されていた巨額の金の使途を厳しく追及された。
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自治体の予算会議では、街灯の設置費用という名目で計上された金の使途が不透明だとして、野党側から厳しい批判が飛んだ。
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