コの字
コのじ
表現名詞
標準
U-shape
文例 · 用例
私が毎日毎日通った時分、誠之は斯様に黒い木の門と、足の下でザクザクいう玄関前を持ち、大きなコの字形に運動場を囲んだ木の低い建物で出来ていたのです。
— 宮本百合子 『思い出すかずかず』 青空文庫
コの字に建てめぐらされた木造二階建の真下が女の遊び場で、左手にずっとひろがった広い砂利敷のところが男児運動場であった。
— 宮本百合子 『藤棚』 青空文庫
関東平野を歩いていると、見渡す限り平らな畑だというのに、コの字やくの字の道を歩かせられる。
— 坂口安吾 『明日は天気になれ』 青空文庫
そしてまたもや涙だ、倦怠だ、厭わしい生活だ、後悔だ、つまり更生のコの字もありはしないのだ。
— ДУЭЛЬ 『決闘』 青空文庫
「いっそ取ってしまったって、いいじゃないか」「以前から、×××(ドイツ語)はないようですが」「じゃ、暫く様子を見ることにしましょう」 教授はその先がコの字型になっている測定器で、私の首筋の痼の大きさを測り、カルテに記入させた。
— 外村繁 『日を愛しむ』 青空文庫
[実験] 図に示すように、瓶(a)またはフローレンス・フラスコ(普通のフラスコ)の口に、直角に(*コの字に)曲げたガラス管(b)を挿し込んだコルク栓をつけ、管の一方を検査する水が入ったバイアル(c)に漬ける。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
暗い石の拱門を入ったところがコンクリートの営庭で、コの字に囲んだ三方の二階の窓に、半裸体の俘虜が重なりあい、喝采しながら山内を迎えている。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
熊丸 幸福のコの字でも手に入れている人間が、そんなあなた――御橋 アッハハ、そうか!
— 三好十郎 『夜の道づれ』 青空文庫
作例 · 標準
机をコの字型に並べて、全員の顔が見えるように会議を行う。
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このアパートはコの字の構造になっていて、中央に中庭がある。
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キッチンのカウンターをコの字にして、料理を出しやすく工夫した。
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