空似
そらに
名詞
標準
accidental resemblance
文例 · 用例
妹の卒業アルバムで、僕は君の写真を見ましたよ」「…………」「学習院で妹と同じクラスだったそうですね」「たぶん、他人の……」「……空似だなんて、随分君らしくもないエスプリのない科白ですね。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
」 亡妻の八重子に似ていると、どきんとしたことは事実だが、しかし、仔細に観察すれば、他人の空似というほども似ていず、ただ少し感じが似ているというだけに過ぎないのだ。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
「では、どうしても他人の空似か。
— 岡本綺堂 『離魂病』 青空文庫
おなじ不思議をかさねて見せられて、西岡は単に他人の空似とばかりでは済まされなくなった。
— 岡本綺堂 『離魂病』 青空文庫
妹が別条なく自分のあとに付いている以上、所詮かの娘は他人の空似と決めてしまうよりほかはなかったが、いかになんでもそれが余りによく似ているので、西岡の不審はまだ綺麗にぬぐい去られなかった。
— 岡本綺堂 『離魂病』 青空文庫
他人の空似といってしまえばそれ迄のことであるが、自分はどうも不思議でならない。
— 岡本綺堂 『離魂病』 青空文庫
「しかしそれはやっぱり他人の空似だろう。
— 岡本綺堂 『離魂病』 青空文庫
「その娘は他人の空似で、妹は急病で頓死、それとこれとは別々でなんにも係合いのないことかも知れないが、妹の死ぬ朝には浅草でその姿を見せて、その晩にも屋敷の門前にあらわれたということになると、両方のあいだに何かの絲を引いているようにも思われて、西岡が魔ものだというのも一応の理屈はある。
— 岡本綺堂 『離魂病』 青空文庫
作例 · 標準
彼と私の名前は空似だが、血縁関係はない。
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まったくの空似で、彼を別の人物と間違えてしまった。
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有名人に空似だとよく言われる。
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