オミット
オミット
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
omitting
文例 · 用例
たまに、「私」を出すことがあっても、それは凡庸な、おっとりした歯がゆいほどに善良な傍観者として、物語の外に全然オミットされるような性格として叙述されて在る。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
どうしてあの作を問題にしなかった、どうしてあの人をオミットしたかってね」問「答えない方がいいでしょう」答「ところが然ういう連中に限って、腕ッ節が強くて執拗でね。
— 国枝史郎 『大衆文芸問答』 青空文庫
一九三〇年以来赤をやっつけることは一般の事になっているが、それはほんの一部のものにすぎないようだけれど、進歩的な分子をオミットすることであの戦争だってみちびき出されて来た。
— 宮本百合子 『東宝争議について』 青空文庫
日本ペンクラブは国際的文化組織の中でふれているとおり、クラブ資金調達のための現代日本文学作品集から、中野重治、徳永直、宮本百合子の作品をオミットした。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
海外へ紹介する日本の現代文学作品集の中から、戦争反対の立場を守りつづけた民主主義作家の作品をオミットして、戦争協力作家の作品を網羅していることが、正当な文化の国際連携を可能とし、海外の読者の知性を尊重する態度であろうか。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
ましてオミットされた作家たちが今日の日本文学の代表的作品をかいている場合。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
何故ならば、僕らは、愚かな頭脳所有者を嫌疑者の中からオミットすることが出来るからねえ。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
次回の観測の時にはもうそのヘソはなかったし、その後再び現れないから、学者は素性のハッキリしない現象を一応オミットしてフィルムのシミでしょうなどと仰有り変なコジツケをなさらない。
— 消え失せた沙漠――大島の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
disqualification
作例 · 標準
例句