山の家
やまのいえ
表現名詞
標準
mountain hut
文例 · 用例
何でも、眉山の家は、静岡市の名門で、……」「名門?
— 太宰治 『眉山』 青空文庫
富山の家が五六百焼けたってあんなじゃあるめえと思う位、可い心持じゃあねえか。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
そのものが、思の叶わない仇に、私が心一つから、沢山の家も、人も、なくなるように面当てにしますんだから。
— 泉鏡花 『朱日記』 青空文庫
其の瀧が荒れましたと申しまして丁度今から十三|年前、可恐しい洪水がございました、恁麼高いところまで川の底になりましてね、麓の村も山の家も残らず流れて了ひました。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
闌けたり櫨若葉、池も見えて、壁赤き山の家のひとつふたつ。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
もし右大将家としたなれば、己は主君に二|刀まで傷を負わしたから、不忠不義の極悪人となって死なねばならぬ、それも己一人死ぬるなら好いが、父をはじめ一家一門にもその咎めがかかって、人に羨まれる畠山の家門を恥かしめることになる。
— 田中貢太郎 『頼朝の最後』 青空文庫
―― それは、白山の家を出て、入費のかからない点、屈竟ばかりでなく、間近な遊山といってもいい、植物園へ行って、あれから戸崎町の有名な豆府地蔵へ参ろうと、御殿町へ上ると、樹林|一構、奥深い邸の門に貼札が見えたのです――鷺流狂言、開興。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
ごつたすつたやつてたうとうそれぢや自分等へ少しのうち其家を貸してくれろといふのでやつとのこと納得をさせておすがを松山の家へ入れた。
— 長塚節 『芋掘り』 青空文庫
作例 · 標準
悪天候のため、私たちは遭難を避けて急遽「山の家」に避難した。
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昔ながらの「山の家」では、温かい鍋料理が旅人を迎えてくれる。
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「今夜はどこに泊まる?」「あらかじめ予約しておいた「山の家」があるんだ。」
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