鱈腹
たらふく
副詞頻度ランク #30965 · 青空 0 例
標準
(eating or drinking) to one's heart's content
文例 · 用例
住職は一杯も飮まなかつたが、二人は鱈腹に飮んで食つた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
ずうずうしい彼は、ひとの振舞い酒を遠慮なしに鱈腹飲んで、もういい心持に酔った頃に、かれを誘った旅の男は小声で云った。
— 山祝いの夜 『半七捕物帳』 青空文庫
結局、品川の子分のところへ預けられて、鱈腹飲んで食って遊んでいる。
— 海坊主 『半七捕物帳』 青空文庫
住職は一杯も飲まなかったが、二人は鱈腹に飲んで食った。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
『そこで親分、街の酒場で鱈腹酒をのんでから、さあ俺は馬賊だ斬るなり殺すなり勝手にしろ、と大あぐらを組んだところが、すこぶるかん単でさ、冷たいものがすうと首筋を撫でたと思つたら、首と胴とが泣き別れで獄門の上で寒風に晒されるといふわけですからな。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
源は若い男の幽霊ではあるまいかと驚ろいた、若い土工夫は確に猫イラズを嚥みはした、然し彼は次いで渓流の過の中で、鱈腹水をのんだのであつた、そのために却つて腸のなかを洗滌したことになり、岸に流れついて助かつたのだといふ、源はふんと首を傾しげ成程と合点した。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
坊主が自分の好く物を鱈腹頬張って得脱させやったと称えた例は、本邦またこれある。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
夜食に芋粥でも鱈腹すすって、せいぜい寝言でも吐かッしゃい」 すういと消えていった主水之介のその影のあとから、くやしげに屋敷の門が音も荒々しく締まりました。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
作例 · 標準
旅館の夕食に出てきた豪華な懐石料理を、家族全員で鱈腹いただいた。
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「今日は僕の奢りだから、好きなものを鱈腹食べていいよ」と先輩が笑った。
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久しぶりの焼肉食べ放題で、動けなくなるほど鱈腹食べてしまった。
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