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空気流

くうきりゅう
名詞
1
標準
air flow
文例 · 用例
といって、江州柏原駅にあらかじめ道庵を入れて運ぶために備えつけられていた長持が無い限り、道庵の呼吸のために安全弁が特設されてあろうはずもないから、いたずら心はいたずら心として、中に納まった道庵は蓋をされる瞬間に、そこは心得て、なんらか空気流入の調節方法を講じて置いたものと見なければならぬ。
胆吹の巻 大菩薩峠 青空文庫
封蝋というものは表面をてらてらに仕上げないと真空にはもたぬもので、その仕上げをするには、硝子管の頭をひきのばして、細くした口から、ガスを出して小さい焔を作り、その炎の先端から少し離れた所の熱せられた空気流を使うのである。
中谷宇吉郎 実験室の記憶 青空文庫
信仰薄きものは、たとえ三十分間おさえおるも移ることなく、男女三人なればよく移り、空気流通して精神を爽快ならしむる場所にては、移ること遅し。
井上円了 妖怪学 青空文庫
生、これを研究せんと欲し、諸所に臨みて人の行うところを試むるに、信仰薄きものは、たとえ三十分間おさえおるも移ることなく、男女三人なればよく移り、空気流通して精神を爽快ならしむる場所にては移ること遅く、櫃の蓋の上に風呂敷を覆えば、なおよく移るなり。
井上円了 妖怪玄談 青空文庫