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虎の巻

とらのまき
表現名詞
1
標準
book of (trade) secrets
文例 · 用例
が、それよりもなお失望したのは、戸沢図書虎伝授の甲賀流忍術の虎の巻が見当らなかったことである。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
殊にその心理遺伝のあらわれ方の奇抜なことは、真に、お負けなしの古今無類で、現代の所謂常識や科学知識の如何なる虎の巻を引くり返して来ても到底歯が立ちそうにない。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
この権衡の失はれたる時に於て胸づくしを取るも遅からずとは、これも当世の奥様気質也、虎の巻の一|節也。
斎藤緑雨 もゝはがき 青空文庫
いつぺん打開けると、神通力を失ふ仕組の虎の巻なのである。
坂口安吾 剣術の極意を語る 青空文庫
わしのポケットに、それを説明した虎の巻があるから、出してみたまえ」イワノフ博士は、身体をねじってポケットを帆村の方に向けた。
海野十三 人造人間エフ氏 青空文庫
この中には、なるほど操縦虎の巻と書いた小さな本があった。
海野十三 人造人間エフ氏 青空文庫
樋口家には十数巻の奥義書があり、虎の巻、獅子の巻、竜の巻、象の巻、犬の巻なぞと名がついていて、これは一子相伝で、高弟といえども見ることのできなかったものであった。
馬庭念流訪問記 安吾武者修業 青空文庫
この巻物の中には非常にコクメイに術について説かれたものもあり、それはゴルフの教本のように基本を説いているものもあったが、私が何より興味をひかれたのは「虎の巻」の一巻、本名を「兵法秘術の巻」と称するものであった。
馬庭念流訪問記 安吾武者修業 青空文庫
作例 · 標準
先代から受け継いだ虎の巻には、この店秘伝のタレの黄金比が詳しく記されている。
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ライバル会社に技術が漏れないよう、開発チームは独自の虎の巻を金庫に保管している。
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彼は交渉術の虎の巻とも言える自作のノートを常に持ち歩き、重要な会議の前に見直している。
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2
標準
study guide (to supplement a textbook)
作例 · 標準
試験まで時間がないので、要点だけがまとめられた虎の巻を頼りに最後の追い込みをかける。
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数学の教科書に付属している虎の巻は、解き方のプロセスが丁寧に解説されていて非常に便利だ。
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兄が受験の時に使っていた虎の巻を譲り受けたが、びっしりと書き込みがあって驚いた。
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