当てこする
あてこする
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to insinuate
文例 · 用例
」 三宅は、最後の言葉を、信一郎に当てこするように云った。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
」 三宅は、最後の言葉を、信一郎に当てこするやうに云つた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
」お銀は笹村に当てこするような調子で言った。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
お角の腕を認めるのは、つまりこの女の働きのないことを当てこする意味になるのを、誰も御当人ほどに受取らない。
— 白骨の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
『一度も平手打ちを喰ったことのない連中も、やっぱりよく飲みこめないでしょう』こういったわけで、わたしが今までの生涯で、おそらく平手打ちの一つくらい喰ったものだから、そこでこの問題の通人らしい口をきくのだろうという意味を、婉曲に当てこするに相違ないのだ。
— ЗАПИСКИ ИЗ ПОДПОЛЬЯ 『地下生活者の手記』 青空文庫
王子が何か当てこするかどうか、はっきり知りたかった。
— The Weight of the Crown 『王冠の重み』 青空文庫
」「あてこするない。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
シャクが自分にあてこするような話をしたと信じたからである。
— 中島敦 『狐憑』 青空文庫
作例 · 標準
直接不満をぶつければいいものを、彼はいつも遠回しに当てこすってくる。
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「まあ、お若い方は体力があって羨ましいですこと」と、暗に私の経験不足を当てこすられた。
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彼女はわざと周囲に聞こえるような大声で、ライバルの不手際を当てこすった。
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課長はミスをした部下を叱る代わりに、過去の成功例を引き合いに出して執拗に当てこすった。
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