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駢列

駢列
名詞
1
標準
文例 · 用例
而して自然には――絵具の色の如く美しくないにしても――色の無限の階段的駢列がある。
有島武郎 描かれた花 青空文庫
その駢列の凡てを誇大された絵具によつて表現しようとするのは、それは確かに不可能事を企てようとすることであらねばならぬ。
有島武郎 描かれた花 青空文庫
ゆえに他のこれと駢列する本能をもってアッタックせらるるとき崩れてしまうのである。
倉田百三 愛と認識との出発 青空文庫
我輩ガ常ニ筆墨ヲ弄シテ日ニ数千百字ヲ駢列スルモ、未ダ曾テ一人ノ笑ヲ皷シ一人ノ泣ヲ醸スコト能ハズ、其ノ無用ナル之レヲ号ケテ屎ト云フモ可ナリ、屁ト云フモ亦可ナリ。
成島柳北 他山の石 青空文庫
しかし、今は殿堂はがらんどうで、本尊もなければ、荘厳もなく、ただ欠け古びた円柱の駢列をみるのみである。
野上豊一郎 パルテノン 青空文庫
私は今までこれほど豪華な山嶽の駢列を見たことがなかった。
野上豊一郎 吹雪のユンクフラウ 青空文庫
その堂内の礼壇には必ず十字架上のヤソ像と花瓶、燭台とを駢列し、その礼壇の背部に、別にマリアの女像を安置せる一室あり。
井上円了 欧米各国 政教日記 青空文庫
汽車で海岸線を通過しますると、大小の河が、皆河上で突つ立つて眼前に駢列して居つて、地勢の頗る越後と異るものあるを示して居ります。
柳田國男 潟に關する聯想 青空文庫