乱り
みだり
形容動詞
標準
selfish
文例 · 用例
弾じほれたるイイダ姫は、暫く心附かでありしが、かの笛の音ふと耳に入りぬと覚しく遽にしらべを乱りて、楽器の筐も砕くるやうなる音をせさせ、座を起ちたるおもては、常より蒼かりき。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
弾じほれたるイイダ姫は、しばらく心づかでありしが、かの笛の音ふと耳に入りぬと覚しくにわかにしらべを乱りて、楽器の筐も砕くるようなる音をせさせ、座をたちたるおもては、常より蒼かりき。
— 森鴎外 『文づかい』 青空文庫
譬えば自分の金銀を費やしてなすことなれば、たとい酒色に耽り放蕩を尽くすも自由自在なるべきに似たれども、けっして然らず、一人の放蕩は諸人の手本となり、ついに世間の風俗を乱りて人の教えに妨げをなすがゆえに、その費やすところの金銀はその人のものたりとも、その罪許すべからず。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
一時の欲のために人の子を禽獣のごとくに使役し、一家の風俗を乱りて子孫の教育を害し、禍を天下に流して毒を後世に遺すもの、豈これを罪人と言わざるべけんや。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
庭つ鳥 かけの垂り尾の乱り尾の 長き心も思ほえぬかも(同、巻七)我々の祖先が、鶏から聯想したものは、必しも恋ばかりではなかつた。
— 折口信夫 『鶏鳴と神楽と』 青空文庫
足引の山にも、野にも、御狩人 猟矢たばさみ乱りたり。
— 折口信夫 『叙景詩の発生』 青空文庫
○引馬野ににほふ榛原いり乱り衣にほはせ旅のしるしに 〔巻一・五七〕 長奥麿 大宝二年(文武)に太上天皇(持統)が参河に行幸せられたとき、長忌寸奥麿(伝不詳)の詠んだ歌である。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
横に双刀を飛ばし、乱りに箭を使う、城辺の野草、人血|塗る」。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
作例 · 標準
彼は乱りな行動ばかりで、周りに迷惑をかけている。
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乱りな欲望にとらわれると、後悔することになる。
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「自分の乱りな考えで、他人の計画を台無しにするのはやめて。」
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標準
reckless
作例 · 標準
乱りな運転は、事故の原因となる。
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彼は乱りな発言で、周囲のひんしゅくを買った。
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「え、そんな乱りな計画、本当に実行するつもりなの?」
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標準
loose
作例 · 標準
彼の金銭感覚は乱りで、いつも借金をしている。
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乱りな生活は、健康を損なう原因になる。
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「全く、乱りな服装で会社に来るなんて、非常識だ!」
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標準
irrational
作例 · 標準
彼女の行動は、時として乱りで理解に苦しむ。
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乱りな感情に流されて、重要な決断を下してはいけない。
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「なんでそんな乱りなことばかり言うんだろう…。」
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