諸願
しょがん
名詞
標準
文例 · 用例
我れを縛って祈願するものは、諸願成就うたがい無からん。
— 地蔵は踊る 『半七捕物帳』 青空文庫
結局自分が施主になって、寺内に鯉塚を建立すると、この時代の習い、誰が言い出したか知らないが、この塚に参詣すれば諸願成就すると伝えられて、日々の参詣人がおびただしく、塚の前には花や線香がうず高く供えられた。
— 岡本綺堂 『鯉』 青空文庫
金生水の相生で、万福集川諸願成就繁昌息災を狙ったものらしい。
— 国枝史郎 『天主閣の音』 青空文庫
そこで、鬼子母神を念ずれば、諸願円満なるこというに及ばず、なかんずく赤児を守り、乳の出ない婦人が祈るとことのほか霊応いちじるしい。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
一、諸願之義は村役人・当役人添書にて紙面指出候。
— 喜田貞吉 『エタに対する圧迫の沿革』 青空文庫
木曾長政願文 集古文書巻四十七御岳為精進当郷百日在郷諸願成就皆令満足候事也為後日一筆如件。
— 木暮理太郎 『二、三の山名について』 青空文庫