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酒甕

さかがめ異読 さけがめ
名詞
1
標準
sake jug
文例 · 用例
熔岩流がそれを目がけて沢に沿うておりて来るのは、あたかも大蛇が酒甕をねらって来るようにも見られるであろう。
寺田寅彦 神話と地球物理学 青空文庫
四十一年八月髑髏は熟視む髑髏は熟視む、きゆらそおの血の酒甕の間より、髑髏は熟視む、命なくただうち凹む眼して、髑髏は熟視む、忘れたる思ひいでんとするが如、髑髏は熟視む、寝そべりて石鹸玉吹く女が面を。
北原白秋 第二邪宗門 青空文庫
敵の大将は、弓の真中を右の手で握って、その弓を草の上へ突いて、酒甕を伏せたようなものの上に腰をかけていた。
夏目漱石 夢十夜 青空文庫
春|經てさぶる酒甕には、色濃き酒の湧くものを、痩せし腕に血も冷えて、苦き涙をぬぐふかな。
薄田泣菫 泣菫詩抄 青空文庫
酒甕の    われ目より、したたる露は、    わが身かや。
薄田泣菫 泣菫詩抄 青空文庫
春夜春の光りの薄くして、若き快樂の短かきに、花咲く影に醉ひしれて、酒甕叩きて歌ふかな。
薄田泣菫 泣菫詩抄 青空文庫
蠹初夏は酒甕の如、泡だちて日は釀されぬ。
薄田泣菫 泣菫詩抄 青空文庫
五深山の鳥も、悲しびの酒甕に※むしたたりに、醉はざなるまい術なさか、いづれは若い身の性の、さても相似た宿世や。
薄田淳介 白羊宮 青空文庫
作例 · 標準
古い酒蔵には、巨大な酒甕がずらりと並んでいた。
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祭りの準備で、村人たちが酒甕を運び込んでいる。
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その店では、昔ながらの製法で作られた酒が酒甕で売られている。
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