目鬘
めかずら
名詞
標準
simple paper mask
文例 · 用例
例へば五番の能をつなぎ合せて上演する場合ならば、初番の脇能は序の能であり、二番目修羅物・三番目鬘物・四番目現在物は破の能であり、五番目鬼物は急の能である。
— 野上豊一郎 『演出』 青空文庫
早いお花見の目鬘を売る爺さんが一人、不思議そうに店の中を覗き込みながら通り過ぎていった。
— 正岡容 『小説 圓朝』 青空文庫
後年、猫々道人を名乗つた前掲の仮名垣魯文も、『狐の草紙』と前後して、「※花猫の目鬘」なる猫の擬人化小説をば世に問ふてゐる。
— 正岡容 『異版 浅草燈籠』 青空文庫
これから商売に出かけるところでしょうが、目鬘を付けて踊り歩くにしても、さすがに異装のまま自分の家から出かけるのが近所の人の手前極りの悪いものか、ここから平常着のままで出かけて、橋を渡って柳原の知合の家で、預けておいた装束に着換えるのが、お島の習慣だったのです。
— 八人芸の女 『銭形平次捕物控』 青空文庫
一番の人出は向島、枕橋を渡ると花の世界で目鬘売りや花かんざしの立売りが並ぶ間を、三囲から白鬚、遠くは木母寺まで肩摩轂撃、土手際にはよしず張りの茶店、くわいの串ざしや、きぬかつぎを売り物に赤前垂が客を呼ぶ。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
あけびを一つにおめかずらと称え、またおかめかずらと呼ぶのもけだし女に関係を持たせた名であろう。
— 牧野富太郎 『アケビ』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、目鬘をつけてお化けごっこをして遊んだ。
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祭りでは、ユニークなデザインの目鬘をつけた人がたくさんいた。
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演劇の小道具として、手作りの目鬘が用意された。
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