御寮人
ごりょうにん
名詞
標準
mistress
文例 · 用例
お約束でね、御寮人には附きものの小女ですよ。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
あれで御寮人の髷が、元禄だった日にゃ、菱川師宣えがく、というんですね。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
ええ、しかも、ついこの四五日前まで、久しく引かされて、桜の宮の片辺というのに、それこそ一枚絵になりそうな御寮人で居たんですがね。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
(はいはい、たった今、直きに、)とひょこひょこと敷居に擦附ける、若衆は叩頭をしいしい、(御寮人様、行届きまへん処は、何分、)と、こう内証で云った。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
その御寮人と云われた、……旦那の背後に、……髪はやっぱり銀杏返しだっけ……お召の半コオトを着たなりで控えたのが、」「へい、成程、背後に居ました。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
慰まれものには違いないが、若い衆も、(御寮人、)と奉って、何分、旦那を頼む、と云う。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
……待てよ、この御寮人が内証で情人をこしらえる。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
すると、旦那です……(馬鹿め、止めちまえ、)と言いながら、片手づきの反身の肩を、御寮人さ、そのお珊の方の胸の処へ突つけて、ぐたりとなった。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の商家では、番頭が御寮人様にご用聞きをしていました。
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御寮人様は、いつも着物姿で優雅に庭を眺めていらっしゃいました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
昔の小説に出てくる御寮人様は、威厳のある方が多いですね。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
御寮人、御料人(ごりょうにん)とは、中世以降用いられた、主に女性に対する敬称の一つ。近世以降は中流の町人の間でも用いられた。
出典: 御寮人 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0