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つるり

つるり異読 つるん
副詞-と
1
標準
smoothly
文例 · 用例
」笑って、そうして、美事に禿げて光っているおつむを、つるりと撫でた。
太宰治 佳日 青空文庫
また春の午の日の夜の間に町の中にたくさんある山椒の木がたびたびつるりと皮を剥かれておりました。
宮沢賢治 毒もみのすきな署長さん 青空文庫
不気味で投出そうとするとずるずると辷って指の尖へ吸ついてぶらりと下った、その放れた指の尖から真赤な美しい血が垂々と出たから、吃驚して目の下へ指をつけてじっと見ると、今折曲げた肱の処へつるりと垂懸っているのは同形をした、幅が五分、丈が三寸ばかりの山海鼠。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
」と今度は井山がその顔をつるりと撫でた。
国木田独歩 牛肉と馬鈴薯 青空文庫
低い太鼓橋を渡るくらゐ、拭込んだ板敷が然もつるりと辷る。
泉鏡太郎 魔法罎 青空文庫
」 トタンに、つるりと腕を辷って、獅子は、倒にトンと返って、ぶるぶると身体をふったが、けろりとして突立った。
泉鏡花 春昼後刻 青空文庫
「どこの主人も慾張っておりますから、大層縁起がって、つるりと鵜呑。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
……實は、一寸下りて蕎麥にしたい處だが、かけ一枚なんぞは刹那主義だ、泡沫夢幻、つるりと消える。
泉鏡太郎 麻を刈る 青空文庫
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