ふん縛る
ふんじばる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to tie up (roughly; esp. to prevent escape)
文例 · 用例
私等は口惜くて口惜くて仕様が無いの、ああいう乱暴な貧民は何人あろうと、一人々々ふん縛るわけには参りませんか。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
そこをふん縛るんだ」「しかし、親分、猿飛という奴は、親分にも大火傷、いやお灸を据える位の忍術使いですから、下手すると、こっちがやられてしまいますぜ」「莫迦をいえ!
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
「親分、どうしましょう」「まさか、いきなりにふん縛るわけにも行くめえ。
— 湯屋の二階 『半七捕物帳』 青空文庫
「まだ、ね」と、輕く受けて、「おれの一身を田舍婆々アのかたみ位でふん縛ることは勿體ないよ。
— 毒藥を飮む女 『泡鳴五部作』 青空文庫
が、その時には同心が従く」「目明し衆も従くんでしょうね」「お前なんかすぐふん縛る」「おお恐々!
— 国枝史郎 『十二神貝十郎手柄話』 青空文庫
……土岐頼兼の妾や小伜、目付け次第ふん縛る!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
」「お巡りになつたのが、わるいというのか、やいこら」「よくもあるめえ、糞面白くもねえ、罪人をふん縛る商売なんぞ、人に任せとけ」「誰かがやらにやなるめえ」「おい、おい、やりたい奴にやらしたらどうだ。
— 岸田國士 『この握りめし』 青空文庫
警官が泥棒をふん縛るんだって、そうだからね。
— 第四部 『次郎物語』 青空文庫
作例 · 標準
犯人は抵抗したが、警官に力任せにふん縛られた。
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捕らえられた鳥は、逃げ出さないように足元をふん縛られていた。
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悪党どもは、人質をどこかへ連れ去るために、手足をふん縛った。
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