人別
にんべつ
名詞
標準
census-taking
文例 · 用例
「そんなに人別けをしなくたつて好い。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
半次がヨーイ・ドンと手を叩くと、 二人別々の道から走り出す。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
つい近くまでわれわれは鉄の弾性とか磁性とかいうことを平気で言って、その「鉄」を作る微晶や固溶体のプランクトンの人別調べは略していた。
— 寺田寅彦 『量的と質的と統計的と』 青空文庫
前夜の疲労のある平太郎は後を三人に頼んで置いて、己は一人別室へ往って寝た。
— 田中貢太郎 『魔王物語』 青空文庫
ここで判り易いように彼らの人別帳をしるせば、主人の男は京橋|木挽町五丁目の小泉という菓子屋の当主で、名は四郎兵衛、二十六歳。
— 岡本綺堂 『恨みの蠑螺』 青空文庫
」と、外人別荘にいたことのあるらしい女中は、英語を使った。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
横手の外人別荘から、小さい金髪の男の子が、ワイヤー・ヘヤードを連れて、どこどこまでもかけて行った。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
「だしぬけに押し掛けて来て、よその家の人別を調べるから、お前さんにも変な顔をされるのだ。
— ズウフラ怪談 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、幕府は定期的に人別を行い、人口を把握していた。
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その村では、毎年春になると人別が行われるのが慣わしだった。
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人別の記録は、当時の社会状況を知る貴重な資料となる。
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