熱のこもった
ねつのこもった
表現形容詞-語幹
標準
heated (e.g. debate)
文例 · 用例
」若者のように、情熱のこもった言葉だった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
貞世はまっ赤に充血して熱のこもった目をまんじりと開いて、さも不思議そうに中有を見やっていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
」という情熱のこもった声によって、この魅力ふかく学ぶところの多い一冊の本は始まっているのである。
— ――羽仁五郎氏著『ミケルアンジェロ』―― 『現代の心をこめて』 青空文庫
」 何かごちゃごちゃ装飾の多い彼女の小ぢんまりした部屋で、気のきいた晩餐の御馳走になりながら、庸三は彼女の芸術的|雰囲気と、北の人らしい情熱のこもった言葉を聴いていたが、芸で立つ人の心掛けや精力も並々のものではなかった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
」清水被告は、彼の詳しい、情熱のこもった陳述を次のようにむすんでいる。
— ――憲法の規定により国民の名において裁判する――鈴木裁判長 『それに偽りがないならば』 青空文庫
訳者は熱のこもった態度で仕事している。
— ――「ゴロヴリョフ家の人々」にふれて―― 『翻訳の価値』 青空文庫
雄鳩は、始めて雌を見たと思った時より、更に情熱のこもった歓びで、「グウックー、グウックー」と喉を鳴らした。
— 宮本百合子 『白い翼』 青空文庫
宰相中将は思い余る時々にだけ情熱のこもった手紙を雲井の雁へ書いた。
— 梅が枝 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
二人の間では、政治について熱のこもった議論が交わされた。
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彼は熱のこもった眼差しで、未来への展望を語った。
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その手紙には、故郷への熱のこもった想いが綴られていた。
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