安普請
やすぶしん
名詞
標準
cheap structure (e.g. of houses)
文例 · 用例
工場のみならず到處に安普請の家が建ちかゝつて居るのが此間中目について居た。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
今度の借家は少し安普請で、家具は仕入れ。
— 寺田寅彦 『二科狂想行進曲』 青空文庫
一階、二階、人が住んでゐるのかゐないのか、息詰まるやうな靜けさを包んだ、安普請の洋館だつた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
その通りだ、安普請をするとその通りだ。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
工場のみならず至るところに安普請の家が建ちかかっているのがこのあいだじゅう目についていた。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
その西洋料理店は名前こそ堂々としていたが、もとよりペンキ臭い安普請のけちな店構えであった。
— 渡辺温 『少女』 青空文庫
欄間も、壁も、襖も、古く、どっしりして、安普請では無い。
— 太宰治 『新樹の言葉』 青空文庫
その筋向うに瓦斯器具一切を売る安普請の西洋館がある。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
作例 · 標準
このアパートは家賃が安いだけあって、壁が薄く安普請だと感じた。
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雨戸がなかったので、台風の日に安普請の家で不安になった。
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「安普請の家だと、隣の音が丸聞こえで落ち着かないね。」
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