由旬
ゆじゅん
名詞
標準
文例 · 用例
しかるをいわんや臨兵闘者皆陣列在前といい、令百由旬内無諸哀艱と唱えて、四縦五行の九字を切るにおいては、いかばかり不思議の働をするかも計られまい、と申したということを聞いたのであります。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
」 としみじみ、早口の女の声も理に落ちまして、いわゆる誠はその色に顕れたのでありますから、唯今怪しい事などは、身の廻り百由旬の内へ寄せ附けないという、見立てに預りました小宮山も、これを信じない訳には行かなくなったのでありまする。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
捨身菩薩がもとの鳥の形に身をなして、空をお飛びになるときは、一揚というて、一はゞたきに、六千|由旬を行きなさる。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
(一瞬百|由旬[※11]を飛んでいるぞ。
— 宮沢賢治 『インドラ[※1]の網』 青空文庫
少しも動かずに移らずに変らずにたしかに一瞬百由旬ずつ翔けている。
— 宮沢賢治 『インドラ[※1]の網』 青空文庫
※11 由旬=古代インドで使われた距離の単位。
— 宮沢賢治 『インドラ[※1]の網』 青空文庫
1由旬は7〜9マイルともいわれる。
— 宮沢賢治 『インドラ[※1]の網』 青空文庫
(一瞬百|由旬を飛んでいるぞ。
— 宮沢賢治 『インドラの網』 青空文庫