ズック
ズック
名詞
標準
canvas
文例 · 用例
先生が洋行の際に持って行って帰った記念品で、上面にケー・ナツメと書いてあるのを、新調のズックのカヴァーで包み隠したいかものであった。
— 寺田寅彦 『チューインガム』 青空文庫
記者がこの器械の事を近着の科学雑誌で読んだ後、場末の町を散歩していたら、とある米屋の店先で小僧がズックの袋に豆かなにか入れたのを一生懸命汗を垂らして振っていた。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
ズックの袋も、破れ靴も、夏の帽子も何一つ残っていなかった。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
ゆふべのつゞきの灰色ズックの鞄、ラムプの光は青い孔雀の羽。
— 宮沢賢治 『柳沢』 青空文庫
今度は助手が変てこな、ねじのついたズックの管と、何かのバケツを持って来た。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
」畜産の教師は云いながら、ズックの管を助手に渡す。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
助手はその鋼の管の間から、ズックの管を豚の咽喉まで押し込んだ。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
」教師はバケツの中のものを、ズック管の端の漏斗に移して、それから変な螺旋を使い食物を豚の胃に送る。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
作例 · 標準
汚れたズックをタワシでゴシゴシ洗って、日当たりの良い場所に干しておいた。
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彼は雨の日でもお構いなしに、お気に入りの白いズックを履いて出かけていった。
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小学校の運動会に向けて、お母さんが新しいズックを買ってくれた。
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