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名詞
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標準
文例 · 用例
矢切の斎藤と云えば、この界隈での旧家で、里見のれが二三人ここへ落ちて百姓になった内の一人が斎藤と云ったのだと祖父から聞いて居る。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
まず、全身に関しては、姿勢を軽くすことが「いき」の表現である。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
これらのすべてに共通するところは、異性への運動を示すために、眼の平衡を破って常態をすことである。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
これに反して、「いき」と見られた結振りは銀杏髷、楽屋結など略式の髪か、さもなくば島田でも潰し島田、投げ島田など正形のれたものであった。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
正式な平衡を破って、髪の形をすところに異性へ向って動く二元的「媚態」が表われてくる。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
またそのし方が軽妙である点に「垢抜」が表現される。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
この抜き衣紋が「いき」の表現となる理由は、衣紋の平衡を軽くし、異性に対して肌への通路をほのかに暗示する点に存している。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
「どうせこの世は水の流れか空ゆく雲か……」Avalanche, veux-tu m'emporter dans ta chute ?〔雪よ、汝が落下の裡に我を連れよかし〕
九鬼周造 小唄のレコード 青空文庫