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辺橋

へんきょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
そして、川沿いの柳の並木にかくれながら、渡辺橋の方へ走った。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
」 と、ほっとしながら、渡辺橋の方へ折れると、道はぱっと明るく、バラック建ての商店街の灯が銀造の足下を照らした。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
辺橋から市電で阿倍野まで行き、そこから大鉄電車で――と説明しかけると、いや、歩いて行くつもりだと言う。
織田作之助 馬地獄 青空文庫
そこは渡辺橋の南詰を二三軒西へ寄った川っぷちで、ふと危そうな足場だったから、うしろから見ると、今にも川へ落ちそうだった。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
「誰も見ていなくてよかったが、しかし、誰か見てくれていた方がやり甲斐があったな」 そう呟きながら、渡辺橋を北へ渡って行ったが、橋の中ほどまで来ると、急にぱっと駈け出した。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
「――兄さんに忠告して下さい」「で、兄さんは今どこにいるんですか」「たぶん渡辺橋の方だと思います」「何をしに……?
織田作之助 夜光虫 青空文庫
そして、一日中渡辺橋のところで、坐ってるんです」「釣れるんですか」 小沢は愚にもつかぬ質問をした。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
「あらッ」 その声を背中にきいて、小沢はその家を飛び出すと、その足で渡辺橋までかけつけた。
織田作之助 夜光虫 青空文庫