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称道

しょうどう
名詞
1
標準
文例 · 用例
否……厳密に云えば、記者の如き手の白い労働者によって称道されたのでも駄目である。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
この村の人に兵庫御嶽の前山を俚称大海といい御嶽を俚称道仙寺と言うのだと聞き、小才田と言うところから兵庫県へ向って深い谷を上って行きます。
加藤文太郎 単独行 青空文庫
個人的自由に反対して世人がつねに称道する国家的自由なるものあり、吾輩は国家的自由の何物たるを知るあたわず、しかれども泰西においては個人的自由に対するに公同的自由すなわち平等一般に享受するの自由というをもってせり。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
芭蕉のいはゆる正風を称道したるは按ふに当時俳諧師の品性|甚堕落しつづいて俳諧本来の面目たりし軽妙滑稽の意義|随つて甚俗悪野卑に走りしを見て、ここに一種清新幽雅の調を出さんと欲したるものなるべし。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
然れども大正年間に及びていはゆる新傾向の称道を見るに至り俳諧も遂に本来の面目体裁を破却せられ漸く有名無実のものとならんとす。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
独リ予及ビ三島遠叔ニオケルヤ盛ニ推許ヲ加ヘ、人前ニ称道シテ唯及ザランコトヲ恐ル。
永井荷風 下谷叢話 青空文庫
泰一は謬忌から稱道されたと史上に明記されてゐるが、謬忌が突然として秦一神を稱へても、恐らくは其前から何か存在してゐて其主張の依據を爲すものが有つたのでなくては一世に認めらるゝには至るまいから、今日其考證は明白を得難くても、謬忌以前に泰一若くは泰一の如きものは夙くから存してゐたらしい。
幸田露伴 道教に就いて 青空文庫
その眞率とその敬虔とその信念とその理想とがしばしば稱道される。
蒲原有明 創始期の詩壇 青空文庫